今日の相場
ダウ平均
5日のダウ平均は+76.65ドルの32803.47ドルでした。
注目されていた雇用統計の結果から。
失業率3.5%(予想3.6)
非農業部門雇用者数[前月比]52.8万人(予想25.0)
平均時給[前年同月比]5.2%(予想4.9)
平均時給[前月比]0.5%(予想0.3)
と、全てのデータが市場予想より強含み。
特に雇用者数の伸びが予想の2倍超。
サービス業を中心に、宿泊、ヘルスケア等広範囲で雇用が伸びた様です。
値動きとしては、やはり利上げペース加速懸念からか、ギャップダウンスタート。
そのまま200ドル超下げる場面もありましたが反発。
午後からは売りも一巡したのか、+圏にまでは浮上し、ほぼ最高値で大引け。
景気後退懸念の弱まりから原油先物が90ドルを超える場面もあったことから、シェブロン等のエネルギー関連が上昇。
長期金利も上昇した事で、銀行関連株にも買いが入りました。
フェドウォッチを見てみると、0.75%の織り込みが34%から68%に急上昇。
アナリストも、大半が「FRBの積極的な利上げを後押しする結果。」と発言
前回のFOMCの時に、パウエル議長が繰り返し発言した「利上げペースや幅は、データ次第」という言葉。
その判断の元となる1つ目の大きな「データ」が出てきました。
今日のFX
現在ドル円ロングを保有しています。
昨日の雇用統計前は、他にもユロオジ、ポンオジをロングで保有していましたが、雇用統計発表の瞬間に一瞬上振れたので、両方合わせて約40Pipsで利確。
雇用統計の予想以上に強い結果を受けて、景気後退懸念が和らいだ&次回の利上げが大幅になる。との思惑からドル買いが強まりました。
ドル円は発表直後から「たった」3時間で2円以上動きました。
高い所では135.50円をつける場面もあり、現在は134.90円程の水準。
目先の天井は135円だと思っていたのですが、少し考えを改めなければならないと思ってます。
緩やかにドル買いが進むまでは予想していたのですが、ここまで買われるとは思いませんでした。
2〜3日間は調整し、再び上値を追う展開もあるかも知れません。
まとめ
今回の雇用統計は、かなりのサプライズだったのでは無いでしょうか?
普通に考えれば、前回FOMCの時のパウエル議長の発言を思い出して、大幅利上げ懸念から米市場は500ドル超下げてもよかったはずです。
しかし、結果としては+引け。
今回の雇用統計は、大幅利上げの織り込みをする為の下落が普通のはず。
最近の流れ、「指標がどんな結果であっても、良い所を拡大解釈する」が出ましたね。
この辺がまさにその流れ。こちらからどうぞ。
現在の市場は、ベアマーケットラリー(下落トレンドの中の一時的な上昇)と言うアナリストも居ますが、私もその様な気がします。
近々、大幅な下落が待ち受けてる様な気がするのです。
目先として日経平均は節目の28000円を超えた事で達成感がある事。
単純にヘッジになる事。
その事から私は、[1459]楽天ベアの様な、日経平均と逆相関の銘柄を狙おうと思っています。
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不安定な相場の時、何を信じて売買するかは自分次第‥‥ですが、成功している投資家の考え方を参考にしてみるのも良いかもしれません。
「株」「仮想通貨」「不動産」色々ありますが、本質的には変わらないと思っています。
こちらのBurry Market Researchは様々な投資家へのインタビューをメインに纏められており、勉強になります。
是非一度ご覧になって見ては如何でしょうか?
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