今日の相場
ダウ平均
29日のダウ平均は+82.32ドルの31,029.31ドルでした。
重要指標の米GDP確定値が発表されました。
結果は予想1.5%→−1.6%と下方修正。
全体で見ると小幅な下方修正ですが、内訳を見ると、個人消費が改定値の3.1%から1.8%と大幅に下振れ。
逆に企業の在庫投資と設備投資が上方修正される強弱まちまちな内容。
特に貿易赤字が過去最大と足を引っ張りました。
エコノミストの意見も割れている様で、「内需は好調なので、米経済は回復を続けている。」
「予想以上に米経済が弱くなっている。」と見方は様々な感じ。
マイナス成長は7四半期振りだそうですが、ちょうど2月の終わりに、ロシアによるウクライナ侵攻が始まったので、仕方がないと言えば仕方がないですね。
この結果を受見てからのダウ平均ですが、指標と同じくハッキリしない展開。
寄り付きこそ高かったものの、その後は1日通して上下に振れ幅の大きい揉み合い相場。
揉み合いの中で偶然+で引けた様なチャートになりました。
S&P500のセクター別で見ると、ヘルスケアが買われて、エネルギーが売られる典型的なリスクオフ。
まだまだトンネルは長い。そう感じさせる1日でした。
日経平均
今日の日経平均は−411.56円の26,393.04円でした。
ダウ平均は小幅高で終わりましたが、日経平均は小幅にギャップダウンスタート。
その後も、ダウ先物の軟調な値動きを睨みながら下げ幅を拡大。
前場には買われていた銘柄も、後場には−にまで売られる展開で、14時40分頃には今日の最安値、約480円安をつける良い所無しの1日。
セクター別で見ても、ほぼ全面安。
昨日と同じく電気機器が最も下落し、昨日と同じく[8035]東京エレクトロンが−寄与度でトップ。
ついに年初来安値まで更新して来ました。
目標株価こそ引き下げられましたが、レーティングは強気を据え置かれている銘柄がここまで売られるとは‥
ホルダーの方にはまだ冬が続いていますね。
今日の株取引
デイトレ
デイトレは[8136]サンリオを触りました。
子会社のニュースが出て、+373円の大幅高の銘柄ですが、もちろん空売り。
寄り付きから窓を開けて急上昇。
少し売られて押し目の様なチャートを作り、小幅な値動きになった10時34分に3,040円で売りを入れました。
日経も下がっているし、行けるかと思ったんですが、日経の下げなんてキティちゃんには関係無し。
3,020円まで落ちて喜んでいた私を、地獄に突き落とす上げ。
3,080円で損切り。
子供には幸せを与えますが、逆らった者には容赦しない。そんなキティちゃんの裏が垣間見えました。
保有銘柄
保有銘柄には変化ありませんが、全体的に大きく下げました。
特に原油安の影響で[1605]インペックス、決算が事前に漏れていた[1712]ダイセキ環境が大きな下げ。
ダイセキ環境は引け後に決算を発表。
予想外の下方修正。
PTSは暴落しています。
塩漬け確定です。ありがとうございます。
[2931]ユーグレナはいつもこの値段に来ると売られるので、952円で空売りを入れて両建て。
自分の保有している銘柄を空売りするのは気が引けますが、やはり下落。
わかりやすい銘柄で助かります。
今日FX
ドル円ロング、ユロオジショートをホールド中です。
ドル円は昨日24年振りの137円まで上昇。
パウエル議長の発言で、積極的な利上げ方針について言及した事で、一段と円安が加速した様です。
現在は達成感もあったのか136円前半まで下落していますが、一時的な物だと誰もが思っていると思います。
それ程この金利差、経済格差は大きな物だと私は考えているので、まだまだホールドします。
ユロオジも下落していますが、余り理由は分かりませんが、下落しているなら良しとします。
まとめ
まだまだ株式市場は下落が続きそうですね。
何と言っても出る指標全てが悪い方に捉えられてしまっている気がします。
昨日も書きましたが、良ければ金融引き締め、悪ければ景気後退。
一体いつまで続ける事やら‥
目先は7月のFOMCですかね?
利上げするのは確定として、9月の利上げ幅について発言してくれれば、出尽くしと言っても良いと思うのですが‥
それまでは我慢の相場ですね。
最近の日本の気温の様に、株価も上昇してくれる事を祈っています。
応援クリックお願いします。